Vol.4

「西日本最大級」なら行くしかないでしょ!!

今回は、奈良県に西日本最大級のイチゴ観光農園が出来たので、行ってきました。


      この農園、奈良県の「道の駅」に隣接して、規模は4000uに7万株を栽培(西日本最大級)
      ※東日本では、もっと大規模な農園もあるそうです。

      栽培品種は3品種。予約制で制限時間は30分の食べ放題である。

      HPから予約をいれ、いざ出陣!

   2月5日(日)くもり時々雪・・・寒い
   おそらく自宅から45分ほどだとは思うが、30分余裕をもって出発。

   いつもの通り、奈良市内を抜け天理方面へ。
   天理から名阪国道に入り、名古屋方面を目指します。

    

   それから15分ほどで、道の駅に到着しました。
   道の駅に車を止め(駐車場510台 無料)、時間があったので、道の駅の施設を見てました。

   いよいよ、農園に!
   農園には「道の駅」の2階から通路を通っていきます。

 

   受付はハウス手前の右側にあり、名前を言って予約の確認をします。
   「45分から始めますので、しばらくお待ちください。」と言われ、受付で時間待ちです。
   
   その間に、いちご狩りの方法を聞きます。
   まず、容器を渡され、容器の半分に、コンデンスミルクかチョコレートシロップを
   チョイスして入れ、もう半分はヘタいれになっています。

    こんな感じ

   同じ時間帯のお客さんたちでしょうか、10名強の人たちが、受付で待っています。
   あるオッチャンの手には、溢れんばかりのコンデンスミルクを入れた容器。
   ガマン出来ないのでしょうか、コンデンスミルクを飲んでます!! 

   あぁっあ、テンションさがるでぇ↓

   さぁ、時間です。
   係りの人に案内され、ハウスの中へ・・・うっひょ〜!ひっろいでぇっ!
   なんて広さだ?
   ハウスの中は30レーン以上に別れていて、1レーンだけでも、端から端まで50mは有るんじゃない!?
   
   

   係りの人から6レーンほどの番号を言われ、その中ならフリーで、いちご狩りが楽しめます。
   
   開始早々、さっきのオッチャン、猛ダッシュです!・・・またまた、テンション↓
   そういう人は、ほっておいて!いちごを見てみましょ!
   品種は「とちおとめ」と聞きました。このほかにも「さちのか」「純ベリーU」なども栽培しているようですが、
   その日の状況に合わせて開放するようです。・・・残念。

   入り口に近いからでしょうか、大きさの比率は、大粒2:小粒8って感じですね。

   今回のファーストいちごです。
   熟したいちごですから、香りは十分、おどろくほどの甘さはないけど甘みもあります。
   まぁ、納得できる味でしょうか。
   コンデンスミルクに付けてみます。甘さが補われ、いちごらしい甘酸っぱい味わいがします。
   うん、満足(^^)

   私自身、溶けたチョコレートが苦手なため、チョコレートシロップをつけたいちごの味は
   解りませんが、隣のレーンにいたカップルは、彼氏が「コンデンス」、彼女が「チョコレート」と
   お互いつけ合いしながら食べ比べてました。
   なるほどね!・・・あぁっ、若いっていいなぁ。

   一つ気づいたこと。
   奇形のいちごが目につきます。

      サンタの靴みたい(^^)

   もしかしたら、蜜蜂などを使わないで、人工的に受粉させているのかな?
   「ミツバチに注意」なんて注意書きも目につかなかったし・・・。

   安全面を考えてなのかもしれませんね。
   ※こちらの農園のHPに蜜蜂の巣箱の写真が載っていました。訂正します。蜜蜂を使っているようです。(^^;

   
   このハウスは「高設土耕栽培」で栽培され、水などもパイプを使って行われているようです。
   非常に綺麗で清潔感もあり、農園というよりも精密工場に近い印象を持ちました。

       

   ぶら下がっているのは「バグスキャン」って言うらしく、害虫をくっつけるものらしいです。
   黄色と青がありました。

    栽培床の温度は16度でした。

   
   20分を過ぎたころ、出ました!例のオッチャン。
   必死に食べてます。
   カップルの間をかき分け、ファミリーを押しのけ、どんどん、どんどん私のほうへ近づいてきます。
   まるで攻め込まれてくるような錯覚に陥りました。
   ある意味、恐怖心も感じます。

   もうちょっと、やり方ってものがあるだろ?オッチャン(-"-;)

   いちごも食べれたし、写真も撮れたし、なかなか良い30分でした。
   あのオッチャンさえいなければ(^^;

   それも仕方ないですね。客を選ぶ訳にもいかないし・・・。
   もう少し、周りを見てくれたらなぁ(自分のことばかりじゃなしにね)
   恐るべし、関西人!
   (注・・・すべての関西人が、このようなタイプとは違いますよ!私も関西人だし!)

   ここの農園さんは、もう一つ栽培方法があります。
   「7段式水耕栽培」というものが、別のハウスで行われています。
   直径10cmほどのパイプを三角形に立て、そのパイプに7つ穴があり、イチゴの苗を植えています。
   今回は外からしか見れませんでした。

       三角形になってます。(見にくい・・・)
   ホントに工場のようですね。

   
   ここの農園は出来たてのホヤホヤです。
   最新の設備を使っているようですが、これからまだまだ、成長し、成熟して
   もっともっと良い苺農園になっていくのでしょうね。

   私の印象では、少し「システマチック」に感じました。(悪く言うと機械的?)
   ファミリーやカップル用に、プライベートエリアなんか作って、邪魔されない空間で、
   いちごを楽しめたらいいのになぁ。なんて思いました。
   (人数的に邪魔なんかされないくらいのエリアを開放してたのに・・・。あのオッチャンだね)

   いちごを食べるだけが、いちご狩りの良さでは無いはず。
   当日までの期待感、農園での印象、仲間との会話、空間、もちろん苺の味での感動。
   そんなものを、ひっくるめて苺狩りなのかなって最近よく思うんです。

   この農園がどんな風に成長していくのか、楽しみに見ていきたいですね。
   
   今回はとっても有意義な(色々考えることが出来た)いちご狩りでした。
   車なら簡単に来れて、道の駅なので駐車場は広いし、いちご狩りの後も楽しめるし
   もちろん美味しいいちごが、たくさん食べれるし、良い環境ですね。
   農園の開園期間も長いので、機会があれば何度か来てみようかな。

 
   ※その後の行動
   この道の駅は施設や食べる所も色々あり、なかなか楽しいです。
   目について離れなかった「どて焼き」(どて煮込み?)を買ってたべました。
   
    あぁ、ビール飲みたい!!・・・でも車なんだよね(--;

    帰りは雪が降りだしました。

   今日一日、とても満足でした。ありがとうございました。



             ※上記の内容について
                今回の内容は私が体験し感じたことを、率直に表現したものです。
                掲載させていただいた方々への、悪口、批判、営業妨害等、まったく意図しておりません。
                一個人が客として訪れたときの個人的感想であって、園の評価では決してありません。

                 苺で多くの人々が一瞬でも「幸せ」と感じるようになれれば・・・       管理人 ひがしゃん