ゆめあまか

産地:兵庫県
語源:甘味と香りに優れている特性と兵庫県農業の夢の実現を託し命名

入荷時期:12月下旬~4月中旬

交配:(明宝×宝交早生×麗紅)×アイベリー
昭和63年に交配、その後、選抜、育成を経て平成4年に完了
2002年(平成12年)に農林登録 兵庫苺2号(出願時の名称)
原産:兵庫県立中央農業センター   登録番号 第9921号
現(兵庫県立農林水産技術総合センター)                 
農林水産省「品種登録情報」より
特徴&前評判:
果実は球円錐形で大きく、鮮紅色をした促成栽培向きのいちご。
果肉は橙赤色をし、中程度の硬さを持つ。果心は淡赤色。
果実全体の光沢は良い。香りはかなり多い。
糖度が高く、酸味が少ないため食味が良く、香りに優れている品種。
一季成のいちご
収量性が高く、「とよのか」よりうどん粉病に強い。「宝交早生」より日持ちがよい。
形:球円錐   色:果皮 鮮紅  果肉 橙赤

感想:あかねっ娘(ももいちご)のような丸い形をしていて、いちごのエッセンスのような甘い香り。
果皮はしっかりしているが、全体的に軟らかい。押されにより白っぽくなっている所もある。
ねっとりと歯は入っていくが、舌でつぶれていく軟らかさで、果汁があふれてくる。
口全体に甘さが広がり、香りが余韻として残る。
酸味は、ほとんど感じない。
食べたあとも口の中には甘さと香りが残っているが、甘ったるくない さっぱりした、みずみずしさを感じる。
「軟らかく甘さと香りのある みずみずしいイチゴ」という感じ。
流通よりも、いちご狩りや直売に向いていると思う。
もぎたてを食べれば、このイチゴの最高の味わいが感じられるだろう。

以前、夢甘香の試食調査で、「そのまま食べれて味が良く、やわらかい」と9割以上の人が「購入」を考えたらしいのですが流通関係者からは「軟らかい実は流通過程で痛みやすく、色が薄いので扱えない」と不評だった。
痛みが無く、形が綺麗で、鮮やかな色をいていることが条件、味はその次?
消費者の思いと流通側の思いが、ずれているのです。
流通に乗らないということは、私たちが購入できるチャンスが減ってしまうということ。非常に残念です。

今回、兵庫県農林研究センター様のご好意により、試食することが出来ました。
私の知っている情報では、「夢甘香」を栽培している観光農園は2軒だけです。(ものすごく貴重)
観光農園に出かけようと計画中です。また違った感想が書けるかもしれませんね。

今回の試食データ: 一粒のデータ(平均):高さ4.7cm 直径3.5cm 重さ22